妊婦に普通のパンツはNG?マタニティショーツとの決定的な違い5選

「妊娠してお腹が少しずつ出てきたけれど、わざわざマタニティショーツを買う必要があるのかな?」と迷っていませんか?今まで使っていた普通のショーツでもゴムを下げれば履ける気がして、購入を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。しかし、無理をして普通のショーツを履き続けることは、ママにとっても赤ちゃんにとっても意外なストレスになっている可能性があります。この記事では、専用ショーツの決定的な違いと、切り替えるべきタイミングについて詳しく解説します。

マタニティショーツと普通のショーツの決定的な3つの違い

お腹周りの「締め付け」とゴムの構造

最大の違いはウエスト部分の設計です。普通のショーツはウエストのくびれ部分にゴムが当たり、ズレ落ちないように一定の締め付けがあります。一方、マタニティショーツは大きくなるお腹を「圧迫せずに支える」ように設計されています。ゴムがお腹の膨らみに直接食い込まないよう、幅広の切り替え布を使用していたり、ゴムを使用せず伸縮性の高い生地だけでフィットさせたりする工夫が施されています。これにより、お腹が大きくなっても苦しくならず、赤ちゃんへの圧迫も防ぐことができます。

デリケートゾーン(クロッチ部分)の素材と色

娠中はおりものの量が増えたり、色が変化したりすることがあります。これらは体調変化やトラブルのサインとなるため、マタニティショーツのクロッチ(股布)部分は、変化に気づきやすいよう「白」や「薄い色」の綿素材が採用されていることがほとんどです。普通のショーツでは汚れが目立たないよう濃い色が使われることが多いですが、マタニティ用は健康管理の視点で作られています。また、肌が敏感になるため、縫い目が肌に当たらないフラットな縫製になっているのも大きな特徴です。

お尻や腰回りを包み込む「保温性」の高さ

妊婦にとって「冷え」は大敵です。普通のショーツはファッション性を重視して布面積が小さいものも多いですが、マタニティショーツはお腹だけでなく、腰回りやお尻全体をすっぽりと包み込むデザインが基本です。子宮がある下腹部から腰にかけての生地を厚手にしたり、二重構造にしたりして保温性を高めています。冷えはお腹の張りや足のむくみにも繋がるため、下着一枚で温活ができる機能性は、普通のショーツにはない大きなメリットと言えます。

普通のショーツを妊娠中に履き続けるリスクとは?

血行不良による「冷え」や「むくみ」の悪化

普通のショーツのゴムがお腹や鼠径部(脚の付け根)を締め付けると、下半身の血流が滞りやすくなります。妊娠中は血液量が増加しているため、少しの圧迫でも血行不良を起こしやすく、それが頑固な「冷え」やひどい「むくみ」の原因になります。特に鼠径部のリンパの流れが阻害されると、足の疲れが取れにくくなったり、こむら返りを起こしやすくなったりします。専用ショーツはリンパ節を圧迫しないカッティングになっているため、これらのトラブルを軽減する効果が期待できます。

ゴムの食い込みによる痒みや妊娠線の原因

妊娠中はお腹の皮膚が急激に伸びるため、乾燥しやすく非常に敏感になります。そこに普通のショーツの細いゴムが食い込むと、摩擦で強い痒み(妊娠性痒疹など)を引き起こすことがあります。また、締め付けによって皮膚の柔軟性が損なわれると、皮下組織が断裂しやすくなり「妊娠線」ができやすくなるリスクも指摘されています。マタニティショーツでお腹を優しく保湿・保護することは、肌トラブルや妊娠線の予防という観点からも非常に重要です。

マタニティショーツはいつから履くべき?

お腹が出る前でも「つわり」時期からの着用がおすすめ

「お腹が出てきてから買えばいい」と思いがちですが、実は「つわり」が始まる妊娠初期からの着用が推奨されています。つわりの時期は、下着のわずかな締め付けやゴムの感触さえも吐き気の原因になることがあります。マタニティショーツは締め付け感がないため、身体的なストレスを最小限に抑えることができます。お腹が目立たなくても、身体の内側では変化が始まっています。不快感を感じたら、週数に関わらず早めに切り替えるのが快適に過ごすコツです。

一般的な切り替えの目安は妊娠4ヶ月頃

つわりが落ち着き、子宮が骨盤から上に出てふっくらとし始める妊娠4ヶ月(12週〜15週)頃が、最も一般的な購入のタイミングです。これ以降は急激にお腹が大きくなっていくため、普通のショーツでは物理的にカバーしきれなくなります。また、戌の日(妊娠5ヶ月目の最初の戌の日)に安産祈願として腹帯を巻く習慣がありますが、そのタイミングに合わせてマタニティショーツを揃える方も多いです。早めに準備しておくことで、急な体型変化にも慌てず対応できます。

自分に合うのはどれ?マタニティショーツの種類と選び方

安心感抜群の「ハイウエスト(すっぽり)タイプ」

おへその上までしっかり布があり、お腹全体を包み込むタイプです。最もポピュラーな形で、保温性が高く、お腹が冷えるのを防ぎます。臨月近くの大きなお腹もしっかり支えてくれるため、安定感と安心感があります。特に冷え性の妊婦さんや、冬場の妊娠期間には最適です。ただし、夏場は暑く感じる場合や、トップスによってはウエスト部分が見えてしまうことがあるため、季節や服装に合わせて選ぶのがポイントです。

産後も使いやすい「ローライズ(浅履き)タイプ」

お腹の膨らみの下(足の付け根ライン)で履くタイプです。お腹を覆わないため、圧迫感が一切なく、夏場でも涼しく過ごせます。また、お腹の大きさに関係なく履けるため、産後のお腹が戻りきらない時期や、帝王切開の傷口にゴムが当たらない下着としても重宝します。普通のショーツに近い感覚で履けるため、マタニティショーツの見た目に抵抗があるおしゃれな妊婦さんにも人気があります。

検診時に便利な「ボクサータイプ」

足口にゴムがなく、太ももの付け根まで生地があるタイプです。鼠径部(そけいぶ)の締め付けが全くないため、リンパの流れを邪魔せず、足のむくみが気になる方に最適です。また、ずり上がりにくく安定感があります。お腹部分はハイウエストのものもローライズのものもあります。スポーティーなデザインが多いため、妊婦健診の際など、下着姿になる場面でも抵抗感が少ないという声もあります。

普通のショーツの「サイズアップ」で代用は可能?

シームレスショーツでの代用について

シームレスショーツや、伸縮性の高いボクサーパンツを1〜2サイズ上げて代用する妊婦さんは実際に多くいます。特に妊娠初期〜中期にかけては、これらで十分快適に過ごせる場合もあります。コストを抑えられる点や、近所ですぐに買い足せる利便性は大きなメリットです。ただし、これらはあくまで「通常体型用」の設計であるため、臨月近くの前に突き出したお腹の形状にはフィットしきれず、徐々にズレ落ちてくる可能性があります。

代用する場合の注意点と限界

代用する場合の最大の懸念点は「クロッチの位置」と「ゴムの耐久性」です。サイズを上げるとウエストは楽になりますが、股上の深さやクロッチの位置が合わなくなることがあります。また、通常用の下着はお腹の急激なカーブに対応していないため、ゴムが伸び切ってしまったり、逆にお腹の下に丸まって食い込んだりすることがあります。妊娠後期に入り、お腹の張りが気になったり、下着のズレがストレスになったりした場合は、無理せず専用品への切り替えをおすすめします。

失敗しないマタニティショーツの選び方ポイント

素材は綿(コットン)混がマストな理由

妊娠中はホルモンの影響で肌質が変わり、今まで大丈夫だった化学繊維で痒みやかぶれを起こすことが多々あります。また、新陳代謝が活発になり汗をかきやすくなるため、吸湿性・通気性に優れた「綿(コットン)」を多く含む素材を選ぶことが鉄則です。特にデリケートゾーンやウエストのゴム部分など、肌に直接触れる箇所が綿100%や肌に優しい素材であるかを確認しましょう。

産後まで長く使えるサイズ選びのコツ

「妊娠前のサイズ(MならM)」のマタニティ用を選ぶのが基本ですが、妊娠中の体重増加ペースが早い方や、双子妊娠の方、締め付けが特に苦手な方は、ワンサイズ上を選ぶと臨月までゆったり履けます。多くのマタニティショーツは伸縮性が高いため、多少大きくてもブカブカになることは少ないです。産後も悪露(おろ)の手当てなどでしばらく使用するため、ジャストサイズよりも少しゆとりがある方が長く活用できます。

よくある質問:何枚くらい用意すればいい?

洗い替えを含めて「3〜5枚」あると安心です。妊娠中はおりものが増えたり、尿漏れがあったりと、1日に何度か着替えることもあります。最初は種類違い(ハイウエストとローライズなど)を1枚ずつ試して、履き心地が良い方を買い足すのが賢い方法です。産褥ショーツ(入院時に必要な開閉式ショーツ)とは別物ですが、産前の入院準備品としてマタニティショーツも数枚バッグに入れておく必要があります。

まとめ:お腹の赤ちゃんのためにも、専用ショーツで快適なマタニティライフを

マタニティショーツと普通のショーツの最大の違いは、大きくなるお腹を「締め付けずに守る」という設計思想にあります。 普通のショーツでの代用も初期なら可能ですが、血行不良による冷えやむくみ、ゴムの食い込みによるストレスを避けるためには、やはり専用のマタニティショーツが最適です。

違い: 締め付けない構造、おりもの変化に気づきやすいクロッチ、高い保温性。

時期: 妊娠4ヶ月頃、またはつわりで締め付けが辛い時から。

選び方: 季節や好みに合わせてハイウエストかローライズを選び、素材は綿混を。

妊娠期間は限られていますが、その十月十日はママと赤ちゃんにとってかけがえのない時間です。下着によるストレスを少しでも減らし、リラックスして過ごすために、ぜひ自分の体に合ったマタニティショーツを取り入れてみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 「そろそろ専用のショーツが必要かも」と感じたら、ぜひ当店自慢のラインナップをご覧ください。

当店では、記事で解説した「締め付けない快適な設計」と「肌に優しい綿混素材」にとことんこだわったマタニティショーツを豊富にご用意しています。

冷えが気になるママのための「すっぽりハイウエスト」から、検診時にも便利な「ローライズ」まで、あなたの体調や季節にぴったりの一枚がきっと見つかります。

お腹の赤ちゃんとの大切な時間、まずは下着から快適に変えてみませんか?

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