クロッチとは?下着選びが変わる「重要ポイント」を解説!

「クロッチ」ってなに?実は毎日触れている大切な部分
「クロッチ」という言葉、聞いたことはありますか?
下着の中でも特に大切な役割を果たしている部分ですが、意外と知られていないのが現実。パンティーやショーツ、レギンス、マタニティインナーなど、多くの製品に使われており、機能性や快適性に大きく関わっています。
今回は「クロッチ」について、構造・素材・役割・選び方まで分かりやすく解説します。自分やお子さま、パートナーのためにも、ぜひ正しい知識を身につけてくださいね。
クロッチとは?ショーツやインナーの“マチ”部分のこと
クロッチとは、主にショーツなどの股部分に当たる“マチ”のことです。両足の間にある、二重構造になっている部分を指します。
このパーツは、ただの布ではなく「肌への当たり方」や「衛生面の保護」、「通気性」などを考慮して設計されています。下着の中でも最もデリケートな箇所に触れるため、素材や縫製、構造はとても重要です。
クロッチの主な役割3つ
- デリケートゾーンを守る
クロッチは直接肌に触れる部分であり、外部刺激からデリケートゾーンを守る役割を担っています。摩擦を防ぎ、肌荒れやかぶれのリスクを軽減します。 - 吸湿・通気性の確保
汗やおりものなど、下着の中は意外と湿気が多くなりがち。クロッチには吸湿性や通気性の高い素材が使われることが多く、不快感やムレを防ぎます。 - 衛生面のサポート
クロッチ部分は使い捨てナプキンや布ナプキンと接する部分でもあります。しっかりとフィットしてズレにくく、衛生的に保ちやすい工夫がされています。
素材の違いで何が変わる?おすすめクロッチ素材
クロッチに使われる主な素材には、以下のようなものがあります。
素材 特徴
綿(コットン)
肌あたりが優しく、吸湿性が高い。敏感肌の方におすすめ。
オーガニックコットン
無農薬栽培で肌にやさしく、エコ志向の方に人気。
吸水速乾素材 スポーツ用やマタニティ下着で使用。ムレを防ぎ快適。
シルク混素材
高級感がありながら通気性も良く、婦人用下着で採用されることが多い。
特に肌が敏感な方やお子さま、妊娠中の方は「綿100%」「縫い目がフラット」など、やさしい素材と作りの製品を選ぶのがポイントです。
クロッチ付き or クロッチなし?意外な落とし穴も
例えば、レギンスやガードルなどでも「クロッチ付き」と「クロッチなし」があります。クロッチなしの場合、別途ショーツを着用する必要がありますが、クロッチ付きなら1枚でOKという便利さも。
ただし、1枚履きができるタイプでも「洗い替えのしやすさ」「ムレやすさ」は要チェック。毎日直接肌に触れるものだからこそ、こまめな洗濯と清潔な状態を保ちましょう。
クロッチをチェックして、もっと快適に!
日々、無意識に履いている下着ですが、クロッチの素材や構造を意識するだけで、格段に快適さや衛生面が向上します。
とくに以下のような方には、クロッチの見直しがおすすめです
- お肌が敏感でショーツにかゆみを感じやすい方
- 蒸れやかぶれが気になる方
- 生理中の不快感を減らしたい方
- 妊娠中・産後のママさん
- 小さなお子さまのインナー選びで悩んでいる方
まとめ:クロッチ=快適性と安心のキーポイント
クロッチは、小さなパーツながら下着の快適性・衛生性に大きく関わっています。ぜひ一度、お手持ちのインナーをチェックしてみてください。
「毎日身につけるものだからこそ、ちょっといいものを」
そんな気づきから、インナー選びが変わるかもしれません。